2005年10月08日

外断熱との出会い その3 「結露」

 今宵は、結露について。

 まず、結露とは、暖かい湿った空気が急に冷やされたり、冷たいものに触れたりしたときに空気中の水蒸気が水滴になる現象のことです。
 気温が高いと「空気中に含むことの出来る水蒸気量(=飽和水蒸気量)」が多く、逆に気温が引くと飽和水蒸気量が少ないことから起きる現象です。

 たとえば、コップに冷たい水をそそぐとコップの外側に水滴がつきます。
 これはコップ内の冷たい水によって周囲の空気が冷やされ、飽和水蒸気量が低下することによって、空気中の水蒸気が水に戻ってしまったからです。


 次の図をご覧下さい。


    内断熱
 uchilabi1.gif
   @クロス  ABボード等の内装材  C断熱材 Dコンクリート躯体 E外装材(タイル等)

 
 内断熱の建物は、その名の通り、建物本体(=躯体)の内側に断熱材が位置するので、建物本体は外気温と連動することになります。
 そして、水蒸気の分子は非常に小さく、断熱材を易々と潜り抜けて建物本体にまで達します。
 すると、そこで冷やされた空気の飽和水蒸気量が低下し、建物本体と断熱材との間で水に戻ってしまいます。
 

 次に外断熱
sotokabi1.gif 
    @クロス AB内装材 Cコンクリート躯体 D断熱材

 これに対して、外断熱の躯体温度は室内の気温と連動するため、躯体に室内の水蒸気が接触しても結露は起きません。
 しかも、たとえ水蒸気が躯体を通過し外気で冷やされたとしても、外側に通気層が存在するため、そこから水蒸気が抜けていきます。

 このように結露が発生しにくいと… 
 1.今までより室内の湿度を上げても、結露が起こらない。
   したがって風邪を引きにくい(風邪の菌は、低気温・低湿度を好むため)。
 2.アレルギーの原因となると言われているカビ・ダニが発生しにくい。
 ということになります。

 
 このように良い事づくめの外断熱。
 それでも私は、賃貸住宅に外断熱を採用することに二の足を踏んでいました。


   明日へ続く…
posted by 外断熱 at 19:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 外断熱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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