一般的に使われているタイルは、接着剤で建物躯体に直接貼り付ける「湿式タイル」と呼ばれるものです。
これに対して、通気層のある外断熱ですと、建物躯体から金物で持ち出し、そこにベースとしてタイルをひっかけるという「乾式タイル」が用いられます。

詳細については、ラムダさんのサイトを参照してください。
そして、もちろんグリ2にも、1と同じ色のタイルを使う予定です。
この「乾式タイル」、「湿式」とは異なり目地(タイルとタイルの継ぎ目)がありません。
通常のタイルは、躯体に直接貼り付けるため、温度変化により収縮し、剥離の恐れがあるため、目地を作って、そこを緩衝地帯にしています。
これに対して、乾式は直接躯体と接着するものではないので、目地が必要ありません。
それに、重みが違います(と思いたい)。
このように外装材には経年変化しづらいものを使っています。
指摘されて、注意して見ないとわからない程度の差異なのですが、色々気を使っているんです(笑)。
明日は、予定通り、グリ2工事の経過報告。
グリの美しい光沢のある乾式タイル、好いです。
じっと見てても厭きません、多分
リリーベル・モンナカもたしか同じ意匠だったよな?
PS ひょっとしてエヴァ好きですか?
…外断ロゴを見てて思いました。
お褒めに預かり光栄です。
>PS ひょっとしてエヴァ好きですか?
ぎゃー!バレたー!
私は本当は外壁に本物のレンガを使用した組積造とRC躯体との組み合わせによる二重壁工法を希望していたのですが、四国のタイル屋が倒産したため断念しました。おかげでコストがかかりすぎずに助かりました。
レンガの場合、耐震性の問題をどうクリアするのでしょう?